「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」を観た

水曜どうでしょう大好き人間なので、大泉洋の映画でずっと観てみたいと思っていた作品。

実話ということなんだけど、ボランティアする側とされる側が対等な立場が成立するなんてこと、あり得るのか?というのが、これを観て変わった価値観の1つでした。なぜボランティアする人がこんなにいるのか?それが自分には理解できなかった。例えば、ベンチャー企業を立ち上げて給料が出ないけど、世の中を変えたい。というような、なにかを達成するための自己犠牲なのか?と思っていたが、どうやらそうではないらしい。

「支える側」と「支えられる側」は逆転する 「夜更けにバナナ」はわがままか?(前編)

「あなたのために」をまとう力に抵抗して 「夜更けにバナナ」はわがままか?(後編)

こういう記事も見ると、

  • 自分の体を題材に、ボランティア研修する
  • 制限の多い体でも、自由な生き方をしている姿を示す
  • 誰かのために何かをしているという承認欲求を満たさせる

ボランティアする人に向けてはこのような価値を提供することによって、支え合うという形が成立していたようだ。特に3つ目は主婦の方に多かったらしいが、お金の呪縛から解かれると、誰かのために何かする。本質的に人にはそういう面がありそうだと興味深く感じた。

あとは、高畑充希の演技が自然すぎて若干浮いていた気もするけど、自分はめちゃめちゃ好きになってしまった。